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シャイン

シャイン 

監督:  スコット・ヒックス
製作:  ジェーン・スコット
脚本:  ジャン・サーディ
音楽:  デヴィッド・ハーシュフェルダー
出演:  ジェフリー・ラッシュ/ ノア・テイラー/ アレックス・ラファロウィッツ/ アーミン・ミューラー=スタール/ リン・レッドグレーヴ/ ジョン・ギールグッド/ グーギー・ウィザース 他

 

<デヴィッドは、音楽家になれなかった父親ピーターから英才教育を受けて育った。父親の反対を押切って、ロンドンに留学したデヴィッド。だが緊張と父親との対立から、彼は精神を病んでしまう……。実在の天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴットの半生を描いた感動作。>




実在するピアニストを描いた作品ってことで、よくあるフィクションのドラマよりも
二割り増しくらいで感動的…かも?w
脚色は当然してあるんでしょうけど…。
悲しいことも、うれしいことも。
本当にあったことなのかもしれないと思うと、より響いてくる気がする…のです。

そして、音がいい。
作中ではたくさんピアノ演奏のシーンがあって、どれも素敵です。
特にひとつの山場であるラフマニノフの三番。
映像との相乗効果か、すごく心に響いてきました。
普段は出会うことの少ない、素晴らしい音楽に出会えるのも映画の楽しみの一つですね(*´ω`*)。
ちなみに、作中の演奏の大半は、モデルであるヘルフゴッド本人によるものだとか。


父親はデイビッドに何度も「お前は幸運な子だ」と繰り返してますが、実際そうですよね。
精神異常というハンデを負っているにもかかわらず、演奏活動を再開できたり、
人生の伴侶との出逢いを果たしたり。
もちろん、精神の病におかされるほどの苦難も受けてるわけですが…。
それでも結局は、彼は幸せになれたのではないでしょうか。
あくまで、私から見れば、ですが。

幸せっていうのは。
普通に生きることだけがすべてではないんだと、あらためて感じました。
不謹慎かもしれませんが、彼のような生き方をうらやましいと思います。


あとは。
子育てって難しいなぁ…とw
デイビッドの父親は、きっと彼のことを心から愛していたと思います(少なくとも作中では)。
自分が育て上げた自慢の才能であり、手放したくないという気持ちにまでなって。
町の人の協力を仰いで資金集めまでした留学の話を、やめさせてしまうくらいに。
でもその裏には、もしかするとデイビッドの才能への嫉妬の念も、あったかも。
夢がかなうことの喜びと、それをかなえるのが自分自身ではないことの悲しみ。
その犠牲になったデイビッドもそうですが、父親もやはり苦しんでいたんだろうと思います。
結局はデイビッドもピアノを愛し、その道に進むことを決めるのですから、
そういった親子のあり方も間違いではないはずなんですが。
それなのにお互いに苦しい思いをしなきゃいけないんですね(´・ω・`)。
何が足りなくて、何がおかしかったのか。
答えは簡単には出せそうにありません。


中身としてはけっこう重たいような気もするんですが。
デイビッドの純粋そうな笑顔の効果か、あまりそれを感じませんでした。
人生いろいろ、それでも生き続けなきゃいけない、と。
苦しいことばかりじゃないよね、と。
語りかけるような、そんな映画でした。

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