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アヒルと鴨のコインロッカー / 伊坂幸太郎

アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー

  • 作者: 伊坂 幸太郎
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2006/12/21
  • メディア: 文庫

<引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。 >



本屋でタイトルが気になって、思わず手に取った一冊。
内容も広辞苑一冊のために、知り合ったばかりの男とともに本屋を襲うという、
なんとも意味不明な内容。

実際読み始めても、二つの時間軸、二人の主人公の視点で話が進んでいって。
ついていくのが大変なような、先が気になってしょうがないような。
最近読書のペースが落ち気味なんですが、この本は比較的早く読み終わりました。
最近読んだ本の中では、一番おもしろかったかも。

タイトルから、もっとほんわかした話かなーと、勝手に予想していましたが、
動物虐待や主人公の死、病気など、けっこう暗い話題が多かったですね。
だけど、不思議とそれが悲しいだけじゃなくて。
うまく表現できないんだけど、なんか気持ちいいというか。
明るさがある、暗さというか。
落ちるだけでなく、上るための階段も用意してくれてるところが、
そう感じさせるのかな。
タイトルの意味は、全部読めば分かるようになってます。

この物語には、重要な謎があって。
それが解けた時に、それまでの言動の真意が見えてくる、みたいな部分がある。
2回読むと、そういうところがもっと出てきそうですね(`・ω・´)。
ちょっと忘れかけたころに、再読しようかと思案中。

ミステリーなんだけど、登場人物の感情が死んでないというか。
すごく、感情移入して読んでいました。
難しい表現とかあんまりなくってテンポよく読める気がするので、
普段本を読まない人でも読みやすいんじゃないかな?
あくまで私の感想ですが。




ちなみに、このお話、今年の夏あたり映画が上映されるそうです。

アヒルと鴨のコインロッカー

この作品の重要な謎のひとつがあるので、映像化って難しいんじゃないかと思うんですが・・・。
どういうふうになってるのか、すごく興味があります。
観に行こうかなぁ・・・。

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