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方舟は冬の国へ / 西澤保彦

方舟は冬の国へ

方舟は冬の国へ

  • 作者: 西澤 保彦
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2004/08/20
  • メディア: -

<六年勤めた会社を辞め、失業中の十和人は、ハローワークの前で奇妙な男に声をかけられた。仕事を依頼したいという。それは、一カ月の間、別の名前を名乗り、見知らぬ女性と少女との仲のいい三人家族を装って、盗聴器と監視カメラのある家に滞在するというものだった。依頼を受けて滞在を始めた三人に、不思議な現象が起こりはじめる…。>



なんか、普通の小説っぽいなと思ってましたが(ぇ
読み進めていくと、やっぱり西澤保彦さんでしたね。
とはいえ、西澤さんの作品にしてはさわやかと言うか。
まっすぐというか。
今まで読んできたものは、けっこう捻くれた話が多かったので、
ちょっと意外な気もしましたが、これはこれで、よいですね。
ラストなんかは、映像にしたらすごくいい感じになりそうです( *´艸`)。
表紙のイラストが、よく作品のイメージ表してます。

長編本格推理って銘打たれると、なんか違う気もしますけど。
どっちかというと、推理はおまけで、仮初の家族のふれあいっていうか。
心が近づいていく様の方をメインで読んだほうがすっきりするような?
バシバシの推理小説を期待して読むと、違和感あると思います。

ツッコミどころもけっこうありましたが(ぁ
それはそれで、スルッと読むのが正解だと思います。
御伽噺に、現実感を求めないのと、同じ。

■□■□■□■□■□ネタバレここから■□■□■□■□■□

でもやっぱり気になるね。
レイナは、本当に幸せだったのかな。
本当の両親で無いことがわかってて、
より悲しくなったりすることはなかったんだろうか。
本物に似てる人を選んだって言うけど。
似てれば似てるだけ、懐かしさ、とか。
哀しい気持ちになるような気がするのは、私だけ、でしょうか。

まぁ、そういう考えの人もいるんだろうと解釈するしかないか。

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